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美容院

2024.02.15

美容室の内装をおしゃれにするポイントとは?内装テーマやインテリアの選び方も紹介

美容室の内装がおしゃれだと、それだけで来店の理由になることも少なくありません。美容室選びの際、技術はもちろんのこと、店内の雰囲気やインテリアにも注目する人は多いです。おしゃれな内装は、お客様の満足度を高めるだけでなく、SNSでのシェアを促すなど、店舗のブランディングにも寄与します。しかし、「美容室の内装をどうすればおしゃれにできるのか?」と頭を悩ませている美容師さんや店舗オーナーもいるのではないでしょうか。

この記事では、美容室の内装をおしゃれにするためのポイントを紹介します。内装テーマやインテリアの選び方についても触れ、美容室をより魅力的な空間にするためのヒントを提供します。店舗内装を施工する会社「AND NEW LIFE」の提案する、テナント選びから内装の設計・デザイン、インテリアコーディネートに至るまで、トータルでサポートするアプローチを参考に、あなたのサロンも客足が絶えないおしゃれな美容室に変身させましょう。

目次

おしゃれな美容室の内装に共通するポイント

おしゃれな美容室を目指す際、内装は非常に重要な役割を果たします。美容室の内装には、来店するお客様や働くスタッフの印象を左右するさまざまな要素が含まれています。ここでは、そんな内装の中でも特に重要なポイントを2つ取り上げ、その秘訣に迫ります。

お客様とスタッフが魅力的に見える内装であること

美容室における最大の魅力は、お客様とスタッフ双方が自分自身を最も魅力的に感じられる空間を提供することです。内装の色使いや照明は、この点で大きな役割を担っています。たとえば、柔らかく自然光に近い照明は、肌の色を健康的に見せ、リラックス効果もあるため、お客様にもスタッフにも好印象を与えます。

また、鏡の配置も重要な要素です。鏡はただ単に反射させるだけでなく、空間を広く見せたり、店内の光を効果的に分散させることで、より魅力的な空間を演出できます。このように、内装デザインにおいて、お客様とスタッフが自分自身を美しく、魅力的に感じられるような環境を作り出すことが大切です。

リラックスできる居心地の良い空間であること

美容室は、ただ髪を切る場所以上の意味を持っています。多くのお客様にとって、美容室はリラックスできる特別な場所です。そのため、内装は居心地の良さを最優先に考えるべきです。自然素材を用いたインテリアや、温かみのある木のテクスチャー、心地よい背景音楽など、五感に訴えるデザインが、リラックスした時間を提供します。

さらに、待合エリアには快適な座り心地のソファを配し、雑誌や無料Wi-Fiの提供など、お客様が心からリラックスできるようなサービスを整えることも重要です。リラックスできる空間は、お客様が美容室を再訪したいと思う大きな理由の一つとなります。

このように、おしゃれな美容室の内装には、「お客様とスタッフが魅力的に見えること」と「リラックスできる居心地の良い空間であること」の2つのポイントが共通しています。これらを意識することで、お客様に愛される美容室作りに一歩近づけるでしょう。

こだわりの「映え」ポイントがあること

今や、SNS映えするスポットは若者を中心に大きな注目を集めています。美容室の内装においても、このトレンドは非常に重要な要素です。こだわりの「映え」ポイントを設けることで、お客様が自発的にその場所を撮影し、SNSに投稿することを促します。これは無料で効果的な宣伝となり、結果的に新しい顧客を引き寄せる可能性があります。

「映え」ポイントの例としては、個性的な壁紙やアート作品、特徴的な家具や装飾品が挙げられます。特に、美容室独自のコンセプトやテーマに合わせたデザインは、強い印象を残すことができます。例えば、植物をふんだんに使用した「ジャングルコーナー」や、ネオンライトで彩られた「レトロフューチャースペース」など、訪れた人が思わず写真を撮りたくなるようなスポットを作り出すことがポイントです。

さらに、これらの「映え」スポットは、美容室のブランディングにも寄与します。お客様が撮影した写真がSNS上で拡散されることで、美容室の雰囲気やコンセプトが広く伝わり、美容室のイメージ形成に役立ちます。このように、単におしゃれな内装を目指すだけでなく、訪れた人が共有したくなるような「映え」ポイントを設けることが、現代の美容室においては求められています。

非日常的な演出されている空間であること

美容室を訪れる多くのお客様は、日常から離れた特別な体験を求めています。そのため、非日常的な演出が施された空間は、お客様にとって大きな魅力となります。非日常感を出すためには、内装のデザインに工夫を凝らす必要があります。例えば、異国のリゾート地をイメージした空間や、幻想的な雰囲気のある照明の使用などが考えられます。

非日常的な空間作りにおいて重要なのは、五感すべてに訴えかける演出です。視覚だけでなく、香りや音楽、触感にもこだわることで、より深いリラクゼーション効果を提供できます。例えば、アロマの香りが漂う中で、心地よいBGMが流れる空間では、お客様はよりリラックスしやすくなります。

このような非日常的な演出は、美容室での時間を特別なものに変えてくれます。お客様が美容室の訪問をただの美容時間ではなく、心から楽しめる「体験」と感じることができるようになります。美容室における非日常的な演出は、忘れがたい印象を残し、お客様が再訪したくなるような強い動機づけになり得るのです。

美容室の内装をオシャレにするためのポイント

美容室の内装は、ただ単に美しさを追求するだけでなく、お客様にとって忘れられない体験を提供する重要な要素です。ここでは、内装をオシャレに見せるためのポイントを3つ紹介します。

自身のもつイメージアイディアを集める

美容室の内装を計画する最初のステップは、自分自身のイメージアイディアを集めることから始まります。PinterestやInstagramなどのSNSは、インスピレーションを得るのに最適な場所です。ここで集めたアイディアは、内装の基盤となるコンセプトを形成するための貴重な資源になります。

イメージ集めの際は、色使い、テクスチャー、照明、家具の配置など、細部にわたって注意を払いましょう。異なる要素がどのように組み合わさって全体の雰囲気を作り出しているかを理解することが重要です。また、これらのアイディアを自分の美容室にどう適用するかを想像しながら、独自のスタイルを確立していくことが求められます。

お客様が非日常を感じる内装とは?

美容室を訪れるお客様にとって、その空間は日常から一歩踏み出した特別な場所であるべきです。非日常的な雰囲気を演出することで、お客様に新鮮な体験を提供し、記憶に残るサロンを作り上げることができます。

お客様が非日常を感じる内装とは、日常の生活とは異なる独特な空間演出を施したものです。エキゾチックな装飾品や大胆な色使い、特殊な照明効果など、普段目にすることのない要素を取り入れることで、客に新鮮な驚きと非日常体験を与えることができます。美容室での一時は、日常から離れた特別な時間となり、お客様に心に残る体験を提供できるでしょう。そのような空間作りをすることが、非日常的な雰囲気を作り出す内装デザインの鍵となります。

空間の統一(色使い・素材・質感など)があるデザイン

内装デザインにおけるもう一つの重要なポイントは、空間全体の統一感です。

空間全体の統一感を心がけることで、美容室はより上質で落ち着いた雰囲気に包まれます。一方で、あまりにも単調になりすぎると退屈な印象を与えかねません。そこで重要になってくるのが、アクセントの効果的な使い方です。カラーやテクスチャーなどのアクセントを適所に取り入れることで、モノトーンな空間に変化とメリハリが生まれ、より魅力的な空間となります。

例えば壁一面に目を惹くアートパネルを設置したり、床や天井にアクセントクロスを使ったりと、小さな変化を加えるだけで、空間に活気と個性が生まれます。また、照明器具の選び方によっても、空間の印象は大きく変わってきます。間接照明を効果的に使えば、柔らかな陰影が生まれ、落ち着いた上質な雰囲気が醸し出されるでしょう。

このように、統一感と変化のバランスを上手く取ることが、魅力的な美容室空間を作る上で重要なポイントとなります。

美容室特有の機能性・動線を考える

美容室の内装を計画する際には、ただ見た目が美しいだけでなく、機能性と動線の最適化も非常に重要です。美容室は多様なサービスを提供する場所であり、作業効率や顧客満足度を高めるためには、職員とお客様の動きやすさを考慮した設計が求められます。

たとえば、シャンプー台やカットスペース、待合エリアの配置は、お客様がストレスなく移動できるように配慮する必要があります。スムーズな動線は、お客様の待ち時間を減らし、スタッフの作業効率を向上させます。さらに、設備のメンテナンスや清掃のしやすさも機能性を考慮する上で重要なポイントです。

美容室では、髪をカットするだけでなく、カラーリングやパーマなどの化学薬品を使用することもあります。そのため、換気システムや安全な薬品の保管方法も機能性を考慮する上で欠かせません。美容室特有の機能性と動線を最適化することで、快適な環境を提供し、顧客満足度を高めることができます。

お客様目線のオシャレであることを大切に

内装デザインを進める上で、お客様目線でのオシャレさを重視することは非常に重要です。美容室に訪れるお客様は、美とリラクゼーションを求めています。そのため、内装はお客様が美しく、リフレッシュできる空間である必要があります。

このためには、色彩心理学を利用してリラックス効果のある色を選ぶ、自然光を取り入れた明るい空間を作る、アート作品や観葉植物を配置して心地よい雰囲気を演出するなど、お客様が心地よさを感じるデザインを取り入れることが大切です。また、最新の美容設備を導入することで、技術的なオシャレさもアピールできます。

お客様目線のオシャレさを追求することは、美容室を選ぶ上での重要な決定要因となり得ます。そのため、美容室のブランドイメージに合った、独自性と快適性を兼ね備えた内装デザインを目指しましょう。

トレンド・SNS映えを楽しめるデザインとは?

近年、トレンドやSNS映えは美容室の内装において無視できない要素となっています。トレンドを取り入れることで、美容室が現代的で先進的な印象を与えることができ、SNSでの拡散を通じて新たな顧客を引きつける機会を創出します。

SNS映えを意識したデザインには、ターゲット層に合わせたトレンドの取り入れ方について注意を払う必要があります。例えば、若者層に支持されがちなSNS映えデザインを、シニア客が多い美容室に導入しても、その層とのミスマッチが生じる恐れがあります。美容室のコンセプトに合わせて、大人っぽい落ち着いた色調でも、品のあるアートを飾ることで、SNS映えはある程度実現できるでしょう。一方、キッズルームを併設する美容室では、鮮やかな色彩やキャラクターデザインを取り入れれば、親子連れの客層に人気が出るかもしれません。このように、美容室の方向性と照らし合わせて、上手くトレンドを取り込むことが肝心です。加えて、清潔感のある内装も忘れてはなりません。きれいな空間は写真映えにつながりますし、何より居心地の良さを生み出します。重要なのは、美容室のコンセプトやターゲット層に合わせて、適切なトレンドを取り入れることです。

また、トレンドやSNS映えに敏感なデザインを取り入れることは重要ですが、一方で美容室本来の機能性とホスピタリティを損なってはいけません。快適な空間づくりと、お客様一人ひとりへの心遣いを忘れてはなりません。照明やレイアウトなどの工夫により、リラックスできる雰囲気を演出しながら、トレンドを上手く取り入れた内装デザインを実現することが理想的です。

美容室の内装テーマ

美容室の内装は、そのサロンの第一印象を決定づける重要な要素です。ここでは、特に人気のある内装テーマ「シンプル」「ナチュラル」「モダン」について、その特徴と魅力を深掘りします。

シンプルな美容室内装

シンプルな美容室内装は、洗練された雰囲気を演出するのに最適です。このテーマは、余計な装飾を省き、機能性と美しさを両立させることに重点を置いています。シンプルな内装の鍵は、クリアなラインと抑えられた色使いにあります。白やグレーなどのモノトーンを基調とし、空間に広がりと明るさをもたらします。

このテーマは、快適さとリラックス感を提供することに重きを置いており、お客様が落ち着いてサービスを受けられる環境を作り出します。また、シンプルなデザインは時代を問わず愛されるため、長期間にわたってその美しさを保ち続けることができます。

ナチュラル系の美容室内装

ナチュラル系の美容室内装は、自然の温もりとやすらぎを空間全体に取り入れることにフォーカスしています。木材を多用した家具や床材、植物や自然光を活かしたデザインが特徴です。このテーマのもとでは、柔らかい色の壁や、天然素材のテクスチャーが、温かみのあるアットホームな雰囲気を演出します。

ナチュラル系の内装は、お客様に心の安らぎを提供し、都会の喧騒から一時的に逃れることができるような空間を作り出します。このような内装は、特にストレスを感じやすい現代人にとって、癒しの場として非常に魅力的です。

モダン系の美容室内装

モダン系の美容室内装は、先進的でスタイリッシュな印象を目指しています。このテーマは、新しいトレンドや技術を取り入れることに積極的で、未来志向のデザインが特徴です。ガラスやメタル、コンクリートなどの素材を使用し、クールで洗練された空間を創出します。

また、モダン系の内装は、照明や色彩の工夫によって、ダイナミックながらも落ち着いた雰囲気を作り出すことができます。技術的な美しさと機能性を兼ね備えた家具や装飾品を選ぶことで、美容室を訪れるお客様に新鮮な驚きと快適な体験を提供します。

美容室の内装テーマ

美容室の内装は、そのサロンのブランドイメージを形作り、お客様に特別な体験を提供する重要な要素です。ここでは、異なるスタイルを代表する内装テーマを紹介し、各テーマが持つ独自の魅力について掘り下げます。

コンクリート調のインダストリアルな美容室内装

コンクリート調のインダストリアルな美容室内装は、モダンで洗練された印象を与えます。このテーマは、露出した配管やダクト、打ちっぱなしのコンクリート壁など、工業的な要素を取り入れることが特徴です。無骨でありながらもスタイリッシュな空間は、特に都市部の若者や、モダンなデザインを好む客層に人気があります。

インダストリアルスタイルの内装は、シンプルながらも強い存在感を放ち、サロンにユニークなキャラクターを与えます。また、金属製のライトフィクスチャーやヴィンテージの家具を組み合わせることで、温かみのある工業的な雰囲気を演出することができます。

高級感あるラグジュアリーな美容室内装

高級感あるラグジュアリーな美容室内装は、上質な素材と精緻なディテールによって、豪華で洗練された空間を創出します。このテーマでは、高品質の革や木材、大理石などの素材が用いられ、エレガントな雰囲気を醸し出します。また、クリスタルのシャンデリアや、芸術的な壁画などの装飾品が、豪華さを一層際立たせます。

ラグジュアリーな内装は、お客様に特別感と優雅な体験を提供し、サロンを訪れること自体を一つのステータスと感じさせることができます。このような内装は、特に高級サービスを提供するサロンや、落ち着いた大人の客層をターゲットにしている場合に適しています。

アンティーク調のヴィンテージ調の美容室内装

アンティーク調やヴィンテージ調の美容室内装は、歴史と物語を感じさせる魅力があります。このテーマは、年代物の家具や装飾品を使用し、時間を経た温かみと風格を空間にもたらします。また、古本やレコードなどの小物を配することで、レトロな雰囲気をより一層強調することができます。

ヴィンテージスタイルの内装は、個性と歴史の重みを感じさせることで、お客様に心地よい懐かしさと安らぎを提供します。このような内装は、ストーリーを大切にするサロンや、個性的なデザインを求める顧客に好まれます。

グリーンを取り入れた落ち着きのある美容室内装

グリーンを取り入れた落ち着きのある美容室内装は、自然との調和を重視するテーマです。このスタイルでは、観葉植物や壁面緑化などを用いて、リフレッシュできる癒しの空間を創り出します。自然光を多用し、木材や石などの天然素材を活かしたデザインが、心身ともにリラックスできる環境を提供します。

自然を取り入れた内装は、健康やウェルネスを重視するお客様に特に魅力的です。都会の喧騒を忘れ、サロンでのひとときを通じて自然とのつながりを感じられるようなデザインを目指しましょう。

フレンチスタイルの美容室内装

フレンチスタイルの美容室内装は、フランスのエレガンスと洗練された美学を表現します。このテーマは、パステルカラーの使用や、曲線美を取り入れた家具、華やかなフローラルパターンなどが特徴です。また、アンティークな鏡やシャンデリアを使用することで、上品でロマンティックな雰囲気を演出します。

フレンチスタイルの内装は、優美さと女性らしさを強調し、お客様に贅沢な時間を過ごしていただけるような空間を創出します。このテーマは、特に女性客をターゲットにしているサロンや、フェミニンなデザインを好む顧客に適しています。

オシャレな内装の美容室に重要なインテリア

美容室の内装でお客様の心を掴むためには、ただおしゃれなデザインを追求するだけでなく、機能性と快適性を兼ね備えたインテリアが欠かせません。ここでは、美容室を際立たせるインテリアの要素に焦点を当て、それぞれの重要性と魅力について詳しく見ていきましょう。

セット椅子

美容室におけるセット椅子は、単なる座る場所以上の意味を持ちます。快適性スタイルを兼ね備えたセット椅子は、お客様がリラックスして施術を受けられるようにするために不可欠です。また、セット椅子のデザインは美容室の全体的な雰囲気を形作る要素の一つであり、洗練された印象を与えることができます。

シャンプー台

シャンプー台は、お客様が美容室で最もリラックスできる場所の一つです。頭皮と髪への優しさ、そして快適な使用感を提供するシャンプー台は、美容室のサービス品質を高める重要な要素です。デザイン面では、室内のスタイルに合わせて選ばれるべきで、機能性と美観を兼ね備えたモデルが望ましいです。

レセプション、待合椅子

レセプションエリアと待合椅子は、お客様が美容室に最初に足を踏み入れた瞬間に接する空間です。この最初の印象が、その後のお客様の体験に大きく影響します。歓迎されている感覚快適さを提供するレセプションデザインと待合椅子は、お客様が美容室のサービスを心から楽しむための基盤となります。

照明

美容室の照明は、単に空間を明るくするだけでなく、雰囲気作りにおいても重要な役割を果たします。適切な照明は、美容室のインテリアを際立たせ、お客様にとって魅力的な空間を作り出します。また、施術エリアでは、正確なカラーリングやカットを可能にするための適切な照明が必要不可欠です。

キャビネット、店販棚

商品を美しく展示するキャビネットや店販棚は、美容室の販売戦略において中心的な役割を担います。これらのインテリアは、美容室のスタイルを反映するとともに、お客様に商品を手に取ってもらうための誘引力を持たせる必要があります。

観葉植物

観葉植物は、美容室に生命感と落ち着きをもたらします。自然の要素を取り入れることで、都会の喧騒から離れた穏やかな空間を作り出し、お客様に心地よいリラックスタイムを提供します。

インテリア雑貨

細部にまでこだわったインテリア雑貨は、美容室の個性とこだわりを表現します。小さな装飾品一つ一つが美容室のストーリーを語り、お客様にとって記憶に残る空間を作り出します。

サイン(屋外看板・店内)

サインや看板は、美容室のとも言える要素です。外観に設置されたサインは、通行人の注意を引き、美容室の存在を知らせるために重要です。店内のサインデザインは、お客様に案内や情報を提供し、美容室のブランドイメージを強化します。

オシャレな内装にするための工事について

美容室の内装を計画する際には、ただ見た目が良いだけでなく、機能性やコスト面も考慮する必要があります。ここでは、美容室をオシャレに見せるために必要な工事に焦点を当て、特に重要なポイントを紹介します。

居抜き物件とスケルトン物件の必要な内装工事の違い

美容室を開業する際、最初に直面するのが物件選びです。居抜き物件スケルトン物件では、必要とされる内装工事に大きな違いがあります。

居抜き物件の場合、前のテナントが残した設備や装飾を活用できるため、工事費用を削減できる可能性があります。しかし、既存の内装が美容室のコンセプトに合わない場合、大幅な改装が必要になることも。柔軟性に欠けるというデメリットがあります。

一方、スケルトン物件は、内装を一からデザインできるため、理想のサロン空間を実現しやすいです。しかし、全ての設備や仕上げを新たに行う必要があるため、コストが高くなりがちです。

広さやテナントの設備状態で費用相場は変わる

内装工事の費用相場は、物件の広さやテナントの設備状態によって大きく変動します。広い空間では、当然ながら塗装や床材の費用も増加しますし、既存の設備が使用可能かどうかも、コストに影響を与えます。事前にしっかりとした見積もりを取ることが、予算オーバーを避けるためには不可欠です。

オシャレさよりも、動線などの機能性を優先させる

内装をオシャレにすることも重要ですが、機能性を犠牲にしてはいけません。特に美容室では、スタッフとお客様の動線、作業効率を考慮した設計が求められます。例えば、シャンプー台の位置や待合室の配置など、実際の業務フローを考慮した内装計画が重要です。オシャレさと機能性を両立させることが、長期的な成功に繋がります。

設計も大事だが、施工現場を理解している会社を選ぶ

内装工事を依頼する際は、設計デザインも重要ですが、施工現場を深く理解している会社を選ぶことが重要です。打ち合わせ時点で、設計図通りに施工できるかどうか判断できる技術力はもちろんのこと、現場での臨機応変な問題解決能力や、職人さんとの工事中のコミュニケーション能力も大切な要素です。現場を深く理解していないと、設計通りに店舗が作られないだけでなく、完成する時期も先延ばしになるなど、時間とコストがかかる場合があります。私たちAND NEW LIFEは店舗内装の施工会社ですので、設計段階から現場についてご相談することが可能です。ぜひ一度お声掛けください。

美容室の内装工事におけるポイント

美容室の内装工事は、単に新しい外観を作り出すだけでなく、サロンの機能性、顧客の快適性、そして長期的なビジネスの成功にも大きく寄与します。ここでは、内装工事を進める上で留意すべき重要なポイントを解説します。

新しいデザインが対応できる柔軟な内装会社へ依頼

美容室の内装工事を成功させるためには、トレンドに敏感で、新しいデザインに柔軟に対応できる内装会社を選ぶことが重要です。技術的な知識と経験を持ち合わせたプロフェッショナルであれば、最新のトレンドを取り入れつつも、サロンのブランドイメージに合ったオリジナリティあふれる空間を創出することが可能です。

複数の内装会社へ相見積する

内装工事の品質とコストをバランス良く実現するためには、複数の内装会社から見積もりを取ることが欠かせません。これにより、サービス内容と価格の適正を比較検討し、予算内で最大の効果を得られる会社を選定できます。相見積もりは、コストオーバーを防ぎながら質の高い工事を確保するための重要なステップです。

嫌な内装イメージもしっかり伝える

理想のサロン空間を実現するためには、好みだけでなく、避けたいデザインやイメージも明確に伝えることが大切です。これにより、内装会社はクライアントの要望をより正確に把握し、不満が生じる可能性を最小限に抑えたプランを提案できます。

機器類の設置スペースも忘れずに

美容室特有の機器類の設置を考慮した空間設計は、作業効率や顧客サービスの質に直結します。十分なスペースと電源の確保は、サロン運営の基盤を作るために不可欠です。機器類の配置計画は、実際の業務フローをシミュレーションして行うことが望ましいです。

余裕をもった工事スケジュールで計画する

内装工事は予期せぬ遅延が発生することがあるため、余裕を持ったスケジュール計画が必要です。これにより、納期の遅れが最小限に抑えられ、オープン日の延期などのリスクを避けることができます。計画段階から余裕を持たせることで、工事期間中のストレスを軽減できます。

オープン以降は痛む前に、美容室を改装する

内装は時間とともに劣化します。そのため、定期的なメンテナンスやリフレッシュが必要です。美容室が提供するサービスの質を保ち、顧客からの好評を維持するためには、施設の状態を常に最良に保つことが重要です。定期的な改装は、サロンを常に新鮮で魅力的な状態に保ちます。

これらのポイントを踏まえて進めることで、美容室の内装工事は、ただの改装を超え、サロンのブランド価値を高め、顧客満足度を向上させる大きなチャンスとなります。

まとめ|おしゃれな内装で繁盛する美容室にしましょう

美容室の内装は、顧客の心に残る印象を与え、繁盛につながる重要な要素の一つです。おしゃれで魅力的な内装は、顧客の満足度を高め、リピーターを増やすだけでなく、SNSなどでの口コミや写真共有にもつながります。内装を工夫することで、美容室のブランド価値を向上させ、競合他社との差別化を図ることができます。

美容室の内装をおしゃれにするためには、以下のポイントを押さえることが重要です。

  • トレンドに敏感なデザイン: ターゲットに合わせた最新のトレンドを取り入れつつも、サロンのブランドイメージに合ったオリジナリティあふれる空間を創出する。
  • 機能性を重視した設計: セット椅子、シャンプー台、待合椅子など、顧客が快適に過ごせる機能性を考慮した設計。
  • 照明の工夫: 明るく開放的な雰囲気を演出するための照明設計や、顧客の肌や髪色を美しく見せる効果的な照明の活用。
  • ナチュラルな素材や色使い: 店内の統一感を持たせるために、ナチュラルな素材や色使いを取り入れる。
  • グリーンを取り入れた癒やしの空間: 観葉植物などのグリーンを配置し、リラックスできる癒やしの空間を演出する。
  • アクセントとなるインテリア雑貨: サロンの個性を表現するためのアクセントとなるインテリア雑貨の配置。
  • 外観からの印象: 屋外看板や店内サインなど、外観から美容室の雰囲気やサービス内容を伝える工夫。

これらのポイントを踏まえて、おしゃれで独創的な内装を実現することで、お客様に心地よい体験を提供し、繁盛する美容室を目指しましょう。

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